私の飛行記録

1992年夏、山形市内の自宅から山形市の東側にある竜山に上って蔵王温泉に下り道路を歩いて自宅に帰ってきました。取り残されたことを不満に思った妻がバスで蔵王温泉に行き、ゲレンデを散策していました。その時空から人が舞い降りてきました。高齢の方でしたがパラグライダーのおかげで持病が抑えられているとのことでした。妻からの提案で二人でパラグライダーを始めることにしました。

パラグライダースクールに入校してスキー場の斜面で立ち上げ、飛行、着陸の基本練習をしてからロープウェイで国体コースに斜面からの高高度飛行を、下からの無線誘導でするようになりました。バリオを所持していないので獲得高度や飛行時間の記録もなしに感想をノートに記録していました。翌年の秋にパイロット証を獲得しバリオも所持するようになりました。このページの飛行記録はそれまでの高高度飛行回数57回を引き継ぎ、飛行時間はそれ以後の値を表示しています。

その後のデータはPCに記録し、エクセルによる集計も行っています。

1000本目のフライト

1000本目のフライト(2011年7月7日 フランスのBissane山にて)


2011年7月7日に1000フライトを達成しました。その後、「怪我なし2000フライト、滞空500時間」を目指すことにしました。


滞空500時間への道のり

 時間 達成年月日滞空時間累計飛行回数累計期間飛行回数
100
2000/07/20
100:02
446
446
200
2007/12/08
200:06
748
302
300
2011/05/03
300:17
966
218
400
2014/04/09
400:48
1164
198
500
2017/06/29
500:26
1392
228
600
 時間 達成年月日滞空時間累計飛行回数累計期間飛行回数

500時間の比較的容易な滞空時間目標を設定したことには、1000時間の目標は体力的、費用的に困難で、600時間、700時間等の目標は中途半端であるという事情がありました。500時間を達成したので、次の中間的な目標として滞空600時間を設定します。

2000フライトへの道のり

飛行回数達成年月日
1000
2011/07/07
1200
2014/10/02
1400
2017/07/20
1600
1800
2000

「2000フライト」はまだまだ遠い目標に思えます。フライト数は飛行時間が短かければ増やせるので否定的な側面があります。しかしできるだけ高く、できるだけ長時間の目標と合わせての飛行回数ならば意味があります。高齢になっても体力を維持して安全に飛び続けることには意味があります。2000フライトの目標は諦めずに追求していきます。2018年1月14日現在1456フライトです。


飛行距離累計について

飛行時間がバリオによって簡単に取得できるのに対して、飛行距離の情報は不十分です。平均時速を30キロと仮定すると500時間の飛行で1万5000キロ飛んだと推定されますが、大体同じところを飛び回っていて1万5000キロ離れた所まで移動したとは言えません。クロカンの場合には目的地までの距離がはっきりしているので飛行距離とすることができます。日常の飛行で距離を確認できるのはテイクオフからランディングまでの(水平)直線距離程度でしょう。これは地図から読み取れます。何処で飛んだのかの記録があれば直線飛行距離は計算できます。白鷹は2.1 kmになります。白鷹から自宅上空まで往復飛行したことがありますがこれでも2.1 kmとします。多数の飛行記録を集計すればかなりの長さになります。2017年末までの飛行で計算すると2310キロを超えていました。

獲得高度累計目標として224キロを設定

「獲得高度」は各フライトの最高高度からテイクオフ高度を差し引いた量を意味します。これは総上昇量ではありません。 各フライトでは上昇と下降を複数回繰り返すので総上昇量はこれよりも大きな値になります。 この総上昇量はどれだけ自然エネルギーを利用したかを表す量になるので知りたいところですが、過去の記録から計算することはできません。 (500時間の飛行時間と1フライト7分程度の下降時間を差し引いた飛行時間と1.2 m/sの平均沈下速度を使うと総上昇量を 1450キロメートルと推定できますが、直接の上昇記録ではありません。)総上昇量の代わりに獲得高度を足し合わせたところ、 2016年に150キロメートルを超えていました。地球の大気圏を抜けて宇宙空間に届く上昇量をパラグライダーで小分けにして受け取ったことになり、 嬉しくなります。2017年12月23日に日本が打ち上げた低高度人工衛星「つばめ」は高度180〜268キロの範囲を飛んでいますから、 獲得高度累計が衛星高度下端に届くのは目前です。ここでは軌道の平均高度224キロを獲得高度累計の目標に設定します。2018年1月14日現在は176キロです。 空気抵抗による軌道低下を修正できる寿命以内に(イオンロケット燃料が残っているうちに)この目標を達成したいと思います。

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高度目標 km
達成期日
飛行回数
獲得高度累計 km
20
2000/08/27
460
20.314
40
2005/06/19
654
40.264
60
2008/11/01
795
60.090
80
2010/09/30
918
80.044
100
2011/09/15
1033
100.015
120
2013/12/04
1154
120.170
140
2015/07/12
1252
141.077
160
2017/06/06
1379
160.503
180
未達成
176.420
200
220
224

参考(1回の飛行での記録)
最長飛行時間   3時間41分            1998年2月22日、十分一山エリアで
最高獲得高度   2440m(海抜では3420m)  2006年4月29日、白鷹エリアで
最長飛行距離   7km(蔵王から芸工大グラウンドまで) 1996年8月9日、

機体の色と空中衝突の関係

下の表は私が所有した機体の歴史を示します。

1機目の青い機体はとても綺麗な色で気に入っていました。利用時間が短いのはランディングした直後に機体がリフト台の金具に触れて破られたからです。2機目は新品のうちにイナゴに穴をあけられて傷だらけになってしまいました。それ以後はショップの勧めで買い替えてきましたが赤い色に拘り続けています。

機体
 色 
期間
飛行回数
衝突回数
UP Vision
 青 
1994/6/26〜1996/6/23
75
  3(説明1)
PRODESIGN Profeel
 黄 
1996/7/21〜2002/1/6
373
  1(説明2)
SWING Mistral2
NOVA Ra
NOVA Mentor2
GIN Atlas
 赤 
 赤 
 赤 
 赤 
2002/1/14〜2007/6/3
2007/8/11〜2011/8/8
2011/8/20〜2015/12/2
2016/3/13〜2017/11/07
202
295
263
181
0
0
0
0

説明1 日時 1995-10-07 場所 十分一山
   当日は大変混んでいました。1つのフライトで3回衝突。
   1回目 リッジソアリング中。私より低く前を飛んでいた高橋勇一氏が折り返して私の下に向かってきました。
       高度差が十分あったと判断してどちらも避けずに接近。機体性能の差が表れて彼の機体に接触して撃墜。
       彼は上げ直してトップランディング。機体破損あり。
   2回目 同じ空域で飛び続けていて他機に機体上面を蹴られました。意外に大きな衝撃を受けました。
   3回目 テイクオフに近い空域でセンタリング中に突然ハンググライダーに当て逃げされ墜落。
       回復して飛行継続。機体破損なし。

説明2 日時 1997-07-19 場所 白鷹
      大会出場中にフリーフライトのA氏に撃墜される。目撃者によると3回転して回復。飛行継続。機体破損なし。

結論
赤い機体にしてから16年以上空中衝突がありません。Atlasの白色の同型機で飛んだX氏とランディングで同時進入となりました。ランディングの南辺に沿って向かい合って近づき、出会う前にランディング中央方向に向きを変える予定でした。まだ余裕があるうちに]氏が中央方向に曲がりました。予定の位置で私も曲がりましたが、私が進路を譲らせた感じになりました。着陸後彼は「怖かった」と言っていました。青い機体は実際以上に遠くに、赤い機体は近くに感じられるので、赤い機体がお勧めです。