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農業委員会の転用許可以後

予想より早く、2013年7月25日付けで山形市農業委員会の転用許可が出ました。

太陽光パネル本格的設置

これまで宅地部分でパネル取付け実験を行い、安全に、しかも能率的にパネルを架台に載せる方法を検討していました。宅地部分でのテスト設置の経験を生かして、自由時間の大部分を投入して架台全体にパネルを載せて固定しました。

左の写真は7月31日の状況です。足元のサツマイモ、大豆、トウモロコシが成長してきていますのでパネル設置作業がだんだん面倒になってきています。左側のトウモロコシの所を優先的に設置しました。パネルは120枚中の84枚まで架台の上に置きました。定位置に置いたものと仮位置に置いたものが混在しています。仮位置に置いてから定位置に簡単に移動できました。



連日の大雨のために足元には水溜りができていたり、作物が成長して脚立を思う位置に置けなかったりしましたが、8月6日、すべてのパネルを設置し終わりました。

悪条件の元でも、13日間という、当初覚悟したよりもはるかに短期間でパネル設置が終了できた理由として、パネルを2本の単管に固定するために各固定点での固定作業が簡素化できたこと、「4連パネル仮置き紐」の工夫により安全・確実・迅速にパネルを所定位置に置くことができたこと、が挙げられます。



配線作業

上の写真は南から北に向かって撮ったものです。20枚のパネルを南北に直列に接続し、6並列で北東の角にあるパワーコンディショナーに接続すると配線が単純ですっきりします。隣接するパネル間はすべてパネル付属のケーブルだけで接続できます。予想された12本の配線ケーブルの全長は205メートルでした。一方、次の条件を満たすべきです。
   1.コネクターを引き離そうとする力が加わらないこと
   2.コネクターは雨よけのためにパネルの下に置かれること
このために配線ケーブルは単管パイプで固定できるようにパイプに沿って配線される必要があります。南北直列接続ではこの条件を満たせません。パネル間は東西直列接続では次の問題があります。東西方向にはパネルが6枚しかないので東西の端では複数箇所で南北にまたがるパネル間接続が必要になります。パネル枚数の端数が発生しますので配線は複雑になるばかりでなく、パネル付属ケーブルの長さが隣接パネルと接続するには足りない所が複数箇所発生します。このようにして必要なケーブルの長さは2倍以上、コネクターの数は数倍に増えます。

経費節約のために敢えて南北直列接続を選択し、上で指摘した問題を回避する対策を次のように講じました。
   1.南北直列の南端から北端まで直結のケーブルの南端を紐で単管に繋ぎこのケーブルでパネル間ケーブルの荷重を支える。
   2.コネクターに雨対策および紫外線対策としてビニールテープを巻きつける。

ループ社が扱うケーブルは1巻きが205メートルです。全く余裕がありませんので、長さを無駄なく決める必要があります。南西角のパネルからパワーコンディショナーまで紐を張ってケーブル長の基準を作りました。

8月7日、205メートルのPVケーブルから12本の配線ケーブルを切り取りました。各ケーブルの長さは全部異なり、余りはありません。南の端からパワーコンディショナーまで配線する長いケーブルには黄色いビニールテープを、北の端からの短いケーブルには赤いビニールテープを張り、1から6の番号を黒いマジックで書きました。赤が陽極、黄が陰極です。コネクターを付けるために使う圧着ペンチを元電気工事店の方から借用しました。

8月11日、パネルについているケーブルでパネル間を接続し終わりました。梅雨が明けたとされていましたが、この日まで降雨がありました。

8月12日、12本の配線ケーブルにコネクターを付け、ケーブル開始位置からパワーコンディショナーの端子まで引く作業を終了しました。日中は暑いので今後は朝夕だけの作業となります(朝3時間、夕2時間)。

8月13日、配線ケーブルの端を揃えてパワーコンディショナーに接続するのに必要な長さで切断し、圧着端子を取り付けてパワーコンディショナーの端子盤に接続しました。この作業中の感電やショート事故を避けるために、まだ配線ケーブルとパネルケーブルとは繋ぎません。左の写真はケーブルの切れ端です。ケーブルの歩留まりが非常によかったと思います。



コネクターに力が加わらないようにパネル間ケーブルを南北直結ケーブルで支えます。コネクターが直射日光や雨に晒されるのでビニールテープを巻きつけます。これらのケーブルにパネルから滑り落ちる雪が当たらないようにケーブルはパネルの横を通しました。

足元では大豆、トウモロコシ、サツマイモなどの農作物を、頭上では電気を栽培します。太陽光の恵みを発電と耕作とで分け合っています。農耕による収入より売電収入の方が大きいはずです。売電収入に支えられた営農が発展することを期待します。

さらにパネルケーブルの端と配線ケーブルを接続し、パワーコンディショナー端子盤上で20直列の太陽電池の電圧を6列について測りました。6列のうち4列で400ボルト以上の電圧がありました。残る2列はコネクター(メス)を修正して所定の電圧がかかるようにしました。以上で太陽光発電所建設の大部分の作業を終了しました。パネル間ケーブルを配線ケーブルに縛り付て見栄えを整える等、小さな仕上げ作業が残っていますが。東北電力への送電は何時でも可能です。

以上の状況を電気工事店に連絡しました。電気工事店から東北電力に連絡して送電開始日を調整します。会社はお盆休みに入るので送電開始はお盆明けになる見込みです。


完成

南西の道路から撮影しました。太陽が南東にあるので影が左側にできています。影がまばらである事に注意してください。太陽光パネルは太陽光の3分の1くらいしか使わないようにしています。柱が北側に傾いているように見えるかもしれません。傾いているのは柱ではなく筋交いです。地面に垂直に柱も見えますが目立たないのは、太陽位置の都合で反射光が撮影位置に来ないからです。

この写真は台所の窓から西南西に向かって撮ったものです。この方向の山に杉の木があり毎年1メートルくらいずつ伸びています。夏にはこの山よりも北側で日が沈みますが、他の季節ではこの木に太陽が隠されてしまいます。冬には午後2時で日没となります。また朝には右側の柿の木の影がパネルにできてしまいます。このように日当りに不満のある場所ですので、発電量が山形の市街地よりも少なくなります。

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